西、通算1000奪三振を達成も4勝目はまたお預け

5回、阪神・西勇輝は1000奪三振のボードを手にファンの声援に応える=甲子園(撮影・山口登)
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 「交流戦、阪神-西武」(21日、甲子園球場)

 阪神の西勇輝投手(28)が、史上149人目の1000奪三振に到達した。

 通算996個で迎えたこの日、初回に山川、森を連続三振に斬ると、二回に高橋光を空振り三振に斬り、迎えた五回だった。2死一、二塁のピンチで、中村を外角低めのチェンジアップで空振り三振に。節目の大台に達し、ベンチ前で記念リーフが贈呈された。

 ただ、試合は2点リードの四回に山川、森、中村に3連打浴びるなどで同点とされ、6回9安打3失点で降板。勝敗は付かず、5月10日の中日戦を最後に1カ月以上、白星から遠ざかっている。

 降板後は「梅野のリードも良く、味方の守備にも助けてもらい、先発としての役割は果たすことができました。(1000奪三振に)受けてくれた歴代のキャッチャーの方々に感謝です」と振り返った。

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