原口が240日ぶり甲子園で1軍戦 有原暴投で同点に

 6回、有原(手前)が暴投し、三走・大山を導く原口(撮影・高部洋祐)
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 「交流戦、阪神-日本ハム」(7日、甲子園球場)

 阪神の原口文仁捕手が甲子園での1軍戦復帰を果たした。六回、代打で出場した打席で相手先発の有原に暴投がでて同点に追いついた。

 2点ビハインドの六回。阪神は先頭の糸井が中前打で出塁すると、大山も中堅前へ打球を運びつないだ。無死一、二塁でマルテはストレートの四球を選んで満塁に。ここで梅野が空振り三振。続く高山の打球は一塁へのゴロ。これを中田がはじいて本塁に送球できず。その間に1点を返した。

 なおも2死二、三塁で「代打・原口」が登場。名前がアナウンスされると、スタンドからの大歓声が沸き起こった。復帰後初となる甲子園での打席。カウント2-2からの5球目、有原が投じたフォークがワンバウンドした。暴投となり、その間に三走・大山が同点の本塁に生還。その後、原口は空振り三振に倒れたが、試合を振り出しに戻した。

 原口の甲子園での出場は昨年の10月10日DeNA戦以来、240日ぶり。1月に大腸がんの手術を受け、今月4日のロッテ戦で1軍復帰を果たし、適時二塁打を放って虎党を歓喜させていた。

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