青柳は6回6安打1失点 自己最多タイ8Kも今季初勝利ならず

5回DeNA無死、DeNA・神里和毅(手前)に先制ソロを浴びた阪神・青柳晃洋=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-DeNA」(10日、甲子園球場)

 今季本拠地初登板となった阪神先発の青柳晃洋投手(25)が、6回を投げて6安打1失点、自己最多タイとなる8奪三振で降板。今季初勝利はならなかった。

 立ち上がりから粘り強い投球を披露。初回1死から四球と二塁打などで二、三塁のピンチを招いた。だが、筒香を三球三振に仕留めると、続く宮崎は二ゴロに打ち取って無失点。二回は三者凡退に。三、四回と再び得点圏に走者を背負うも、要所を締めて得点を許さなかった。

 悔やまれるのは、五回。先頭の神里にカウント1-1からの3球目、真ん中付近に甘く入った140キロの直球をバックスクリーン右へ運ばれた。痛恨の先制ソロ。2死走者なしからは筒香に右中間への二塁打を放たれた。しかし、後続を断ち切り最少失点でしのいだ。

 横に大きく変化するキレ味抜群のスライダーで三振の山を築いた。DeNA打線から毎回の三振を奪い、六回1死走者なしから大和を外角への同球で空振り三振。これで18年9月23日・巨人戦(甲子園)以来、自己最多タイとなる8個目とした。

 六回に打席を迎えたところで代打・山崎が告げられて交代。先制こそ許したが、力強い投球で先発としての役割は果たした。

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