矢野監督が初リクエスト 判定変わらず
「オープン戦、阪神-中日」(12日、ナゴヤドーム)
阪神の矢野燿大監督(50)が三回、オープン戦で初めてリクエストを要求した。
この回、藤浪が四球と死球などで2死一、三塁とすると、遠藤との対戦。一塁線の打球を、一塁・マルテがファンブルし、足元にあるボールを見失った。遠藤も懸命の走塁を見せ、ボールをつかんだマルテが左足でベースを踏んだが、一塁・橋本審判はセーフの判定。
この判定に矢野監督がベンチを出て抗議。審判団が集まってリプレー検証を行った。判定は変わらずセーフ。松井雅のホーム生還が認められ、同点に追い付かれた。阪神はここまで7試合を戦い、6敗1分けと12球団で唯一、白星がない。