岩貞 4回4失点で降板 いきなり4連打…ツバメ打線に打ち込まれる
「ヤクルト-阪神」(7日、神宮球場)
阪神先発の岩貞祐太投手(27)が、4回6安打4失点で降板。立ち上がりにいきなり4連打を浴びるなど、強打のヤクルト打線に打ち込まれた。
その初回。坂口に右前へはじき返されると、続く山田哲には左前打を浴びる。いきなり背負った無死一、二塁のピンチで、迎えるは3番・バレンティン。この局面を抑えられず、打球は右翼線ギリギリへ。適時二塁打となって、先制点を許した。さらに無死二、三塁から、4番・雄平にも右前適時打を浴び、これで4連打。さらに6番・西浦には犠飛を決められ、立ち上がりでいきなり3点を失った。
さらに二回。下位打線にも連打を浴びるなど、1死二、三塁に。ここで坂口の打球は遊撃正面へとはじき返され、打ち取ったかと思われたが…。間一髪のタイミングで本塁セーフの判定となった。金本監督の懸命のリクエストも実らず、判定は遊撃の適時野選となり、1点を追加された。
その後、三回からは立ち直った岩貞。それでもチームにいきなり与えた4点のビハインドは大きかった。五回に2死一、三塁で岩貞に打席が回ると、ここで代打が送られ、降板となった。
岩貞の対ヤクルト戦は、今季5度目。過去4試合では1勝2敗、防御率は4・76だった。前回登板となった9月19日にも、立ち上がりに6失点。2本の本塁打を浴びていたが、借りを返すマウンドとはならなかった。
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