俊介が逆転の1号2ラン「積極的に振っていこうと」

 2回、左越えに逆転2ランを放つ俊介(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神の俊介外野手(30)が逆転の2ランアーチを放った。

 1点の先制を許した直後の二回だった。先頭の陽川が背中へ死球を受けて出塁すると、続く6番・俊介の第1打席。113キロのカーブを、体勢を崩しながらも左翼スタンドへと運んだ。出場38試合目で放った、待望の今季1号。2試合連続で打点を挙げた。

 「甘い球を逃さずに積極的に振っていこうと思い打席に立ちました。早い回で逆転できてよかったです」と振り返った俊介。今季3度目となった6番打者での出場で試合をひっくり返した。

 28日のDeNA戦(横浜)では、同点適時打を放ち、激走で勝ち越しとなる貴重なホームを踏んだ。同じ外野を守る、新戦力のナバーロもこの日から1軍昇格。そんな中で2試合連続の先発出場をつかみ、見事結果を残した。

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