北條、猛打ショー 守りのミスをバットで晴らした!

 「DeNA2-3阪神」(28日、横浜スタジアム)

 ミスは誰にでも起こり得る。それをどう取り返すか。その大切さを阪神・北條史也内野手が証明した。スタメン起用に応える3安打1打点。しぶとい打撃で勝利に大きく貢献した。

 初回の守りだった。1死から福留が打球の目測を誤り、柴田の打球を二塁打にした。続くソトの打球はどん詰まりだったが、スイングの強さと打球の弱さの差に惑わされたか、平凡なゴロを後逸。一、三塁となり、筒香の二ゴロが併殺崩れとなる間に先制点を奪われた。

 失策した直後は、さまざまな感情が交ざったような苦笑いを浮かべていた北條だったが、内心は「岩田さんに申し訳なかった」。だが、すぐさま切り替えて試合に集中した。四回の第2打席。俊介の中前適時打で同点に追いつき、なおも2死一塁の場面。打ち損じ、ふらふらっと上がった打球を二塁・柴田と右翼・神里が“お見合い”。俊介が一気に生還する一時勝ち越しの右前適時打となった。

 六回の第3打席は2死から中前へクリーンヒット。「(ミスを)取り返した気はしなかった」と、四回の適時打にも心はかき乱されたまま。そんな中、「食らいついて、塁に出る気持ちで」と気迫の2打席連続安打にした。

 七回に追いつかれ、2-2の同点で迎えた九回。「取り返すつもりでいった」と内角のシュートに反応した。先頭打者として守護神・山崎から左翼線にポトリと落とす二塁打でチャンスメーク。相手失策で決勝点を奪う起点となった。

 金本監督は「(ミスを)取り返したって言うんかな(笑)。まあ、そういうことにしておきましょう」と苦笑。きれいな形ではなかったが、北條はこれからも泥くさく、粘り強く、安打をもぎ取っていく。

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