高卒ドラ6牧は体づくり最優先 矢野2軍監督“ゆったり春季C”方針明かす

 焦りは禁物だ。阪神・矢野燿大2軍監督(49)が22日、ドラフト6位の牧丈一郎投手(18)=啓新=について、独自の育成プランを明かした。体づくり優先の“ゆったり”春季キャンプ。「まずはしっかりした体をつくるということ」。唯一の高卒ルーキーということもあり、まずはじっくり足元を固めていく。

 「状況を見てみないと分からないけど、体をつくったり、しっかりした投げ方を覚えるとか、まずは体のことが第一だと思う」

 新人でここまで唯一、ブルペン投球を行っていない牧。アピールよりも、優先するべき事項があった。プロとしてのトレーニングから、栄養面に至る細部まで、まずはプロ選手としての土台をつくらないといけない。

 「肩などのコンディショニングを見てもらいながら、そういうのが整った時に技術練習になってくる」と矢野2軍監督。伸びしろは十分。安芸からスタートさせ、若き芽をじっくり育てていく。プロとしての成功を勝ち取らせるために-。

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