青柳、来季巨人キラー復活や 新球カットボールに磨きをかける
阪神・青柳晃洋投手(24)が19日、来季の“巨人キラー”復活を誓った。この日は、相模原市内の母校・帝京大のグラウンドで自主トレ。今後も新球カットボールの精度向上に励み、G打線の前に立ちはだかる。
懐かしい土の感触をかみしめ、気持ちを新たにした。昨年の対巨人戦は1勝3敗、防御率2・10。勝ち星には恵まれなかったが、宿敵の前で堂々の投球を見せた。一方、今年は2試合の登板で0勝1敗、防御率4・66。「(抑え込む)印象を与えられれば、また登板の機会をもらえる」と雪辱に燃えている。
最も警戒する打者は「僕の中で一番苦手です」と言う阿部。今季は3打数2安打と打ち込まれた。難敵攻略のポイントは新球カットボール。懐に投げきることができれば、勝機は見えてくる。
この日は帝京大時代の同級生で日本ハムのドラフト2位・西村、ヤクルトの同4位・塩見と共に汗を流した。「先発ローテで1年間投げ抜く」。かつての小林繁のように、魂の投球で宿敵を圧倒する。
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