金本監督、植田を鍛え上げる 課題の打撃「振る力つけろ」
阪神・金本知憲監督(49)は30日、11月2日からの秋季キャンプで、植田海内野手(21)を攻守両面で鍛え抜く考えを明かした。シーズン終盤から1軍で起用する中で成長を遂げた若虎にハードな練習を課し、さらに力を伸ばしていく。
「海なんかはいっぱい、やることが多い。振る力を付けること、ノックをひたすら受けることとか」
この日で24日から始まった秋季練習も打ち上げ。秋季キャンプでの課題を個々に確認済みの中、成長著しい植田を徹底的に振り込ませる。そしてノックの雨も降らせる。これも期待の表れだ。
「シーズン終わって体が大きくなったように見えるしね、強くなったようにね、下半身が。実戦向きだしね」
元々、足の速さと守備に定評があった中、1軍の試合に出る中で打撃面も向上。DeNAとのCSファーストSの第3戦でも、ウィーランドから左打席で右翼線に運ぶ二塁打を放ってみせた。
「あいつはたぶん試合の中でうまくなっていくところもあるから。使えば使うほどいいものが出てくると思う」と金本監督。この日の植田は打撃練習などで汗を流し「量も多くなると思いますけど、連ティーをやってる時に言われたこと(課題)もあるので、その意識を持ちながら量もやりたい」と意気込んだ。
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