金本監督 3度目のドラフトで清宮引き当てられず
「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
阪神は、宣言通りに早実・清宮幸太郎内野手を1位指名した。7球団が競合し、予定通りに金本知憲監督がくじ引きに登場。6番目に左手を箱の中に入れると笑みを浮かべながら、下の方の封筒を選んだ。一斉にくじの開封となり、腕を突き上げたのは日本ハム。金本監督は意中の清宮を引き当てることはできなかった。
前日25日にはゲン担ぎについて問われても「いや、特に…言いません」と言葉を濁した。しかし「運がいい人と出会って、お参りにいって、当たりくじを引けるようにしたい」。10年に1人の逸材を引き当てるための秘策を口にしていたが…。
監督就任直後の2015年ドラフトでは1位で指名した高山(当時・明大)をヤクルトと競合の末に、見事引き当てながらも、真中監督が当たりくじを引いたと勘違いしてガッツポーズ、喜びのインタビューにまで応じるという珍事も経験。
昨年のドラフトでは桜美林大・佐々木の1位指名が確実かと思われたが、指揮官の強い希望で白鴎大の大山を指名していた。
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