安藤、引退試合で1イニング投げる 香田コーチ明言「1/3じゃ短いだろう」

 今季限りでの現役引退を表明している阪神・安藤優也投手(39)が10日・中日戦(甲子園)で1イニングを投げることが8日、決まった。「できればチームに迷惑をかけたくないので、1回を投げられればうれしい」と最後のマウンドへの思いを口にした。

 通常、投手の引退試合では打者1人と対戦することが多い。それでも香田投手コーチは虎の功労者に対して「1/3じゃ短いだろう。1回を投げて、役目を頑張って全うしてほしい」と有終の美を飾るにふさわしい舞台を提供することを明言。これまで応援してくれたファンの思いもくみ取った形だ。

 もともと引退試合が予定されていた6日の同戦が雨天中止。登板間隔は空いたが問題ない。しっかり調整して、万全の状態に仕上げている。「監督も他のピッチャーも、1イニングを丸々投げてほしいと言ってくれた」と感謝。「しっかり投げたい」。背番号16が正真正銘、最後の勇姿を見せる。

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