金本監督、連勝してCSや!1カ月勝っていない甲子園…若虎爆発に期待

 阪神は4日、兵庫県西宮市の甲子園球場で全体練習を行い、金本知憲監督(49)が5、6日の中日2連戦(甲子園)での連勝フィニッシュを目指す考えを明かした。9月10日のDeNA戦を最後に、甲子園では0勝5敗2分けと勝てていないため、14日からDeNAと戦うCSファーストSに向け、調整を兼ねた上で弾みを付ける白星をつかみ取る。

 2位となり、せっかく手にしたCS本拠地開催の権利。沈んだまま挑みたくない。さらなる目標に向け、心身ともに万全の態勢で臨みたい。ペナントレースの甲子園の試合は5、6日の中日2連戦がラスト。できることなら有終の美を飾って締めくくりたい。金本監督は連勝フィニッシュに向けた意気込みを口にした。

 「もちろん、勝ちにはこだわるけど、やっぱりCSに向けての調整があるから。ピッチャーの使い方とか、野手も休ませたりとか、その中で勝てればいいけどね。もちろん、負けに行くってことはまずないんだから。負けてもいいとかっていうのはないけど」

 何より優先するのは、CSファーストSに向けた調整。リリーフではマテオ、桑原、高橋らが登録抹消となっており、これまでのような「勝利の方程式」が展開されることはない。経験の場として若手を使いながらの試合となるが、グラウンドに立てば勝利を目指して戦うだけ。遠ざかっている甲子園での白星を狙う。

 「(9月10日のDeNA戦を最後に)甲子園は結局勝ってないんか?5敗2分け?まあ、いい流れは来るでしょう。CSで」と金本監督。現在、甲子園では実に1カ月近く、勝利を挙げられていない。14日からは甲子園でDeNAとCSを戦うだけに、その前に「負の連鎖」を断ち切りたいところだ。

 この日の全体練習では、野手陣が打撃練習などで調整する中、金本監督は大山に打撃指導を行うなど、選手の状態を細かくチェック。調整に抜かりはない。順調に中日2連戦を消化できれば、みやざきフェニックス・リーグに遠征し、9日からの3試合を調整の場とする予定。

 安藤の引退試合でもある6日はあいにくの雨予報だが「予定通りいきたいけどね。2試合やって、宮崎で3試合でね」とプランを明かす。下克上日本一に向け、まずDeNAと戦う甲子園での大一番。勢いを加速させるためにも、竜倒で六甲おろしの大合唱を聖地に響かせる。

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