糸原は靱帯損傷…復帰は9月か?「もったいない」1番起用プランも水の泡

 19日の広島戦(甲子園)で右膝を痛めて途中交代していた阪神・糸原健斗内野手(24)が20日、大阪市内でチームドクターの診察を受け、「右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断されたことが発表された。全治までの期間は公表されていないが、損傷の程度次第で8月、または9月まで復帰がずれ込む可能性もある。今後は鳴尾浜で治療やリハビリを行う予定。

 一夜明け、悪夢の負傷の詳細が明らかになった。糸原はこの日の昼過ぎに、松葉杖(づえ)をついた状態で土屋2軍トレーナーと共にタクシーで鳴尾浜を出発。大阪市内でチームドクターの診察を受けた。痛めた右膝に腫れも見受けられた中、夕方に球団から「右膝の内側側副靱帯損傷」という診断結果が発表された。

 まさかのアクシデントは、前日19日の広島戦だった。八回2死一塁、バティスタの遊撃後方への飛球を捕り損ない、慌ててボールを拾おうとした時に右膝を強くひねる形となった。そのまま立ち上がれずに担架でグラウンド外に運ばれ、クラブハウスには車いすで移動。その後、病院へ向かっていた。

 前半戦終盤から好調をキープし、9日の巨人戦以降の最近5試合では、15打数11安打6打点と結果を残し続けていた。それだけに今回の戦線離脱は、アピールが実っていた自身にとっても、首位・広島追走のための戦いが続くチームにとってもあまりに痛すぎる。

 金本監督はこの日、東京への移動の際に「復帰まで時間がかかるか?」と問われて「らしいね。もったいない…」と表情を曇らせた。その上で「今、一番振れとるのにな。1番ぐらいで使おうかと思ってたけどな。剛(西岡)が休みの時とかに」と温めていたプランを明かしたほど。期待が大きかっただけに、ショックもより深い。

 この日は診断結果が発表されただけで、全治期間などの詳細は明かされていない。公表されていない損傷の程度によって、復帰への期間にも違いが生じるが、早くても8月中か、もしくは9月にまで復帰がずれ込む可能性もある。糸原は今後、鳴尾浜で治療やリハビリに励む予定。前を向き、1日でも早い復帰を目指して戦っていく。

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