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北條よ、遊撃レギュラーを奪え 21日にも再昇格…掛布2軍監督「大きなチャンス」

 1軍昇格が決まり、東京へ向かう北條(撮影・持木克友)
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 チャンスをつかめ!阪神・北條史也内野手(22)が20日、掛布雅之2軍監督(62)から“レギュラー奪取指令”を受けた。「右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷」で出場選手登録を抹消された糸原健斗内野手(24)に代わり、21日にも1軍再昇格を果たす背番号2。修正した打撃で猛アピールを続け、大和、西岡らと争う遊撃のポジションを自らの手でつかみ取る。

 真夏の日差しが降り注ぐ鳴尾浜で、北條はスーツ姿だった。ライバルの負傷離脱により、突然舞い込んできたビッグチャンス。「自分のできることをしっかりやっていきます」。小麦色に日焼けした肌が奮闘していた日々を物語る。東京へ出発する直前、原点の場所で決意を新たにした。

 「2軍にいても、いつ呼ばれてもいいように準備はしていました。頑張ります!」

 19日・広島戦(甲子園)の八回。後方のフライを捕球し損ねた際に糸原の足は悲鳴を上げた。この日、球団は「右膝の内側側副靱帯損傷」と発表。同時に出場選手登録の抹消が決定し、2軍調整中だった北條に白羽の矢が立った。遊撃が主戦場の22歳をチームは必要とした。

 だからこそ、この大きなチャンスを絶対に逃してはいけない。掛布2軍監督は「こういう言い方をすれば、糸原に申し訳ないかもしれないけど」と前置きした上で“愛弟子”へ激熱なエールを送った。

 「今回はこういう形だけど、北條にとっては大きなチャンス。これがプロ野球の厳しさというか、僕も先輩のケガがあって三塁のレギュラーになれたし。『糸原の代わり』ではなく、自分の手でつかみ取らないとね」

 6月30日の2軍降格以降、北條は掛布2軍監督と二人三脚で打撃修正に取り組んできた。進塁打など状況に応じた打撃を過度に意識するがあまり、窮屈になっていたスイングを矯正。2軍戦では11試合の出場で打率・270。背番号31は「腕の使い方だよね。柔らかく使うこと。いい時間になったと思うよ」と送り出した。

 21日からはヤクルト3連戦(神宮)。遊撃の守備には打率・286の大和を筆頭に西岡が就く可能性もある。金本監督は「まあ、調子を見ながらやね」と北條の起用も視野に入れている。結果を残さなければ、道は開けない。

 王者・広島に9ゲーム差と、その背中は遠のくばかり。それでも、虎は諦めない。原点に立ち返り、燃えさかる闘志を秘める北條が新風を吹かせる。

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