西岡、聖地で復帰後初打点 11日は遊撃守備でも魅せるぞ

 「ウエスタン、阪神10-1ソフトバンク」(9日、甲子園球場)

 駆けつけた虎党から大声援で迎えられた。甲子園で「1番・指名打者」として先発出場。阪神・西岡が左アキレス腱を断裂した昨年7月20日の巨人戦以来324日ぶりの聖地で、復帰後初打点をマークした。

 三回だった。この回2点が入り、なお2死満塁のチャンスで小沢の直球を中堅手の右に運び、走者2人が生還。2点適時打に「集中して打席に入れた。しっかり結果が出たのでよかったです」と振り返った。予定の3打席を終えてベンチに下がると、観客席から大きな拍手が送られた。

 5月30日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で復帰。4試合連続安打を記録するなど、状態は上向きだ。掛布2軍監督も「雰囲気が出てきたね。あそこで1本打てるのが1軍の選手。さすがだよね」と称賛。11日は遊撃の守備に就く予定であることを改めて明かした。

 厳しいリハビリを経て、今の西岡がある。段階を踏みながら、着実に前へ-。確かな手応えをつかみながら、一歩ずつ進んでいく。

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