原口、弾丸4号 4戦ぶり先発!5番で存在感
「交流戦、阪神2-4日本ハム」(2日、甲子園球場)
白球の行く末を見つめ、一呼吸置いてから一塁へ駆け出した。0-0で迎えた四回1死。4試合ぶりに「5番・一塁」で先発出場した阪神・原口が高梨を完璧に捉えた。1ボールからの2球目。低めの直球をコンパクトに振り抜き、左越えに先制の4号ソロを放った。
1打席目は遊ゴロ。「ポイントを近くしました」と即修正し、最高の結果につなげた。左翼ポール際に吸い込まれた一発は、5月17日・中日戦(甲子園)以来、出場10試合ぶりの快音。「勝つという意識の中でやっているので。いいところに飛んでくれて良かったです」と胸を張った。
それでも、3、4打席目はいずれも凡退。先頭打者で好機を作れず、反省点も口にした。「2本、3本と出るようにしないといけない。もう少しのところなので。ミスショットをなくしていきたいです」。状態は上がってきたが、打率・241とアベレージはまだ低い。上がり目を感じているだけに、今が上昇のチャンスだ。
「ファウルでも粘れているので、それをヒットにできるように頑張っていきます」
原口が本塁打を打てば3戦3勝だったが、今夜の敗戦で不敗神話は途切れた。次戦こそ、勝利を導くアーチを描く。
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