ドリス守護神、マテオ八回の男 金本監督V方程式見えた!0封で手応え

 「オープン戦、阪神5-3オリックス」(14日、京セラドーム大阪)

 2点のリードをしっかりと守りきったドミニカコンビ。ここ2試合並んだ順番に、阪神・金本監督は確かな可能性を見いだした。セットアッパー・マテオ、守護神・ドリス-。ロケットスタートに欠かせない“勝利の方程式”が、ほぼ組み上がった。

 八回から登板したマテオは150キロ超の速球を軸に三者凡退。ここで反撃の流れをきっちりと止めて、最終回へつないだ。九回を任されたドリスも2死から走者を許したが、後続を落ち着いて打ち取り、試合終了。引き分けを挟んでオープン戦5連勝へと導いた。

 金本監督は「状態にもよる」と前置きした上で、「最初はどっちか決めて入るんだろうけど、(守護神は)ドリスが有力。落ちる球もあるし、肘の問題もあるから投げるところをパッと決めた方がいいかな」と言う。ドリスに関しては昨オフに右肘を手術した経緯もあり、開幕当初は1イニング限定での起用が最善策だ。

 一方のマテオは「イニングをまたいでくれたり、そういうことを考えれば先の方がいいかな」。イニングまたぎの経験や、相手の勢いを止める力強さがマテオにはある。

 香田投手コーチは「結論はもう少し見て」と最終決定はオープン戦残り5試合のタイミングで判断する方針。たすきをつなぐ順番は実績、経験よりも“適正”を最優先に決める。

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