高代C「真っすぐ滑らせる」 今季導入の併殺防止スライディング禁止ルール対策
阪神の高代延博ヘッドコーチは31日、今季から新たに導入される併殺防止のスライディング禁止ルールについて「真っすぐ滑ることを意識させる。横にそれて打者走者までアウトになったらもったいない」と語った。
今キャンプでは特別な練習は行わず、意識付けを徹底させる方針。その一方で「内野手の技術は落ちるけど、併殺は増えてくると思う」と分析する。
このルールは選手の故障防止が第一。ただ安全性を優先することで、プロ野球の見せ場だった、華麗な二遊間の動きは見られなくなるかもしれない。
昨年も本塁上のコリジョンルール適用で、ファンの間から賛否両論の意見が沸き起こった。併殺のケースが考えられる場面においては送りバントの多用など、新ルールは戦術面にも影響を及ぼすかもしれない。
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