島本 苦手の広島、巨人克服や 丸、阿部抑えて左キラーになる
阪神・島本浩也投手(23)が22日、鳴尾浜で自主トレを行い、広島、巨人に対する苦手意識の克服を誓った。同時に広島・丸、巨人・阿部の名前を挙げ、2人を抑えることで「左殺し」の座も確立していく構えを見せた。
今季は登板23試合で1勝0敗、防御率3・65。広島、巨人以外のセ3球団には11試合に登板して失点を許さなかった。一方で対広島の防御率8・22、対巨人も6・75と相性の悪さが際立った。自身も「カープ戦、巨人戦は苦手というか、ずっと思っている」と負のイメージを自覚する。
この上位2チームを封じなければ、自身の出番増加にもつながらない。苦手意識のふっしょくへ「抑えていって、変えていくしかない」と結果を出すことで自信を生み出していく。
来季は左キラーの座も狙う。今季は対右打者の被打率・228に対して、左打者に・270と打ち込まれた。両球団の中では「阿部さんとか、丸さんとかを抑えていかないといけない」と闘志を燃やす。左腕にも強い左打者2人を封じ込め、マイナス思考を吹き飛ばす。
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