藤浪160キロマークも…安定欠き降板 6回2/3を3失点

 「広島-阪神」(14日、甲子園球場)

 先発の藤浪が七回2死二塁、3番・丸を迎えた場面で降板した。6回2/3を4安打3失点(自責点2)。初回に自己最速を2キロ更新する160キロを計測したが、6四球と課題の制球は不安定だった。

 初回2死満塁の場面で打席には鈴木。3球目、外角低めに投じた真っすぐは160キロをたたき出したが、三ゴロの間に先制点を献上した。その後、野間に左前適時打を許し、簡単に2点目を失った。

 1-2の六回には鈴木に右前へタイムリーを打たれ、痛恨の3点目。王者・広島の前に快速球で勝負を挑んだが、はね返された。

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