西田、劇的サヨナラ弾 今季1号に掛布2軍監督も「びっくり」
「ウエスタン、阪神4-3ソフトバンク」(17日、鳴尾浜球場)
会心の一撃だった。劇的なサヨナラ弾。延長までもつれ込んだ一戦に終止符を打ったのは阪神・西田だった。「常に勝ちたいと思ってやっている。何も考えず、シンプルにタイミングだけ合わせて打った」。サヨナラのホームを踏み、歓喜のウオーターシャワーを浴びた。
鋭い当たりが右中間に飛んだ。3-3の延長十回先頭。1ボールから、ソフトバンク6番手・星野が投じた146キロ直球を真芯で捉えた。打球は右中間の防球ネットを揺らした。掛布2軍監督も「びっくり」という驚きの今季1号だ。
試合を決めただけではない。チームの1点目も西田のバットだった。0-3の八回2死一塁。島袋に対して初球から積極的に打ちにいった。打球は右中間をあっという間に破り、一走の緒方が生還。「ホームランよりも、ああいう打球(が理想)」と自画自賛の一打だった。
「練習でできることを試合に出したい」。1軍昇格へ向け、まだまだ結果を残し続ける。
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