掛布監督、聖地初星 異例のお立ち台も

 「ウエスタン、阪神8-1広島」(4日、甲子園球場)

 連日の盛り上がりだ。8-1と快勝し、阪神・掛布2軍監督が甲子園初勝利を挙げた。前日の1万93人を上回る1万2631人が来場。試合終了後には、2軍戦としては異例のヒーローインタビューが行われた。

 お立ち台に上がったのは3打数3安打と活躍したヘイグ。しかし、インタビュー中に掛布監督の話題に触れると、スタンドから「掛布コール」が巻き起こった。すると、ファンの声援に応えて監督も手を振りながら登場。粋な計らいで観客を魅了した。

 お立ち台に立った指揮官は、まずヘイグについて「いい状態で1軍に戻ってほしい」とエール。続けて「多くの方に足を運んでいただいて、こういう素晴らしい舞台を作っていただいてありがとうございます。また、熊本地震に対する募金にもご協力していただいて、重ね重ねですが本当にありがとうございます。もう1試合ありますので、明日もよろしくお願いします」と感謝の言葉を口にした。

 インタビュー終了後、ベンチ裏で取材に応じた指揮官は初勝利について「いや、別に(笑)」と苦笑いを浮かべながらも「これだけファンの方に集まってもらってますし、勝つことで喜んでもらえたと思うのでよかったです」と振り返った。

 大盛況の3連戦も残り1試合。2試合を終えて「甲子園という球場と阪神ファンの空気感というのは素晴らしいものがあるね」と、久々に味わう聖地での真剣勝負に感慨深げだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス