能見、5回零封 開幕へ死角なし

 「教育リーグ、阪神5-1ソフトバンク」(12日、鳴尾浜)

 順調な仕上がり具合を見せた。能見が教育リーグ・ソフトバンク戦で先発し、今年最長となる5回を2安打無失点に抑えた。相手打線が早打ちだったこともあり、球数はわずか61球。「試したいことをするまでに打ってきた」と苦笑しつつも、充実した表情で鳴尾浜のマウンドを降りた。

 最速139キロの直球に、落差のあるフォークとスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、的を絞らせなかった。得点圏に走者を背負っても乱れない。要所を締める投球は円熟味を感じさせる。「ランナーを出してから、カウントを悪くするというのはなかった」。そう振り返り、納得した様子でうなずいた。

 もちろん、反省も忘れない。二回と四回に、城所に盗塁を決められた。「けん制して2回走られているので、そこはもったいなかった」。自らに言い聞かせるように、気を引き締めた。

 次回登板までの間隔については「同じぐらいになると思う」と、中6日で向かうことが濃厚だ。「イニングは伸びると思うので、考えながらポイント、ポイントでどういう投球ができるか(確認する)」。開幕2戦目の26日・中日戦(京セラ)へ、背番号14の死角は今のところ見当たらない。

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