マテオ&ドリス 14日紅白戦で初実戦

 「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 バルブセのそろい踏みだ。阪神の新外国人マルコス・マテオ投手(31)=前パドレス=とラファエル・ドリス投手(28)=前タイガース=が14日の紅白戦で来日初登板を果たす。13日、兄貴分のマテオは「すべて順調にきている。明日頑張ります」と気合を入れた。

 ここまでのブルペン投球は、期待を抱かせるものだった。マテオは正確無比の制球力を披露。ドリスも負けじと鋭く落ちるシンカーで他球団スコアラーを震え上がらせてきた。

 「明日は投げるだけだ。ゲーム感覚を取り戻したい」とマテオ。母国・ドミニカ共和国のウインターリーグでは敵チームからバルブセ(スペイン語でヒゲの男たち)の愛称で恐れられた。「160キロは出る」と豪語する守護神候補の2人が、ついにベールを脱ぐ。

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