板山、ドラフト順位関係なし 下克上だ

 阪神のドラフト6位・板山祐太郎外野手(21)=亜大=は8日、一番下の指名順位でも関係なく、どんどんアピールをすることを誓った。

 指揮官直々の訓示に燃えないはずがなかった。金本監督からの「プロ野球に入ったら横一線だから。ヨーイドンのスタートだから順位は関係ない。思い切って、勝負してください」という期待のこもった熱いメッセージを受け取り、板山は気合を入れた。

 「監督の口から横一線だと言っていただいたんで、ここからが勝負だと思う」

 金本監督はドラフト4位から成り上がり、1492試合連続フルイニング出場という世界記録を樹立した。今季から指揮を執る掛布2軍監督も、同6位からミスタータイガースと呼ばれるまでになった。下位指名からレジェンドにまで登りつめた2人に板山も続く。

 そのためにも、まずは1位・高山という壁を乗り越えないといけない。「向こう(高山)はどう思っているか分からないけど、自分は強く意識している」と火花を散らす。この日の練習中も、高山とペアを組む場面があり、大声を出してグラウンドを駆け回った。

 「プロは目立ってナンボだと思う。いい意味でアピールしたい」。板山の下克上ストーリーが始まった。

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