野間の誓い…3割でレギュラー奪取だ
広島の野間峻祥外野手(22)が8日、新年の誓い3カ条を掲げた。(1)打撃向上で打率3割(2)俊足を生かす出塁率アップ(3)攻守に成長してレギュラー定着。昨季のドラフト1位が、飛躍の2年目を力強く宣言した。
「年末年始も、しっかり振り込んできました」。妥協なき練習量が確かな自信となった。帰省後も課題の打撃力アップに専念。「速球への対応を意識し過ぎて、フォームが小さくなっていた」と、明確になった修正点の改善に時間を費やした。
「コンパクトに、コンパクトにと思って、逆に(球が)当たらない悪循環になってしまっていた。大体やることは頭に入ったので」
ロングティーを中心に徹底的に振り込んだ。球界でもトップクラスの50メートル5秒8の俊足が武器。課題克服で昨季の打率・241、出塁率・286から向上を狙う。「足を使っていかないと。とにかく塁に出ることが大事」。毎日付けるノートを見返しながら、理論立てて練習を続ける。
勝負の2年目。2月1日のキャンプインから、成長した姿をアピールする。「打率3割。出塁率も上げたい。レギュラーを目指してやっているので、入っていけるようにしたい」。15日まで久本、菊池らと合同自主トレを行う。右翼を守るのはオレだ-と強い覚悟でトレーニングに励む。