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菊池宣言!失策0でマエケンの穴埋める

 広島の菊池涼介内野手(25)が8日、静岡県伊豆市の天城ドームで自主トレを公開し、失策ゼロを今季の目標に掲げた。昨季中に痛めた両膝は順調に回復。3年連続ゴールデングラブ賞の名手は、補殺記録にこだわった上で、チームリーダーとして25年ぶりの優勝を誓った。

 俊敏…いや、超人的な動きで二塁を守る菊池は、2016年の到来を歓迎した。「申(さる)年なので、みんなから僕に当てはめられる」。少し伸びたヒゲをさすりながら笑った。復活を期す1年。調整は順調。猿並みの動きで戦う覚悟だ。

 “年男”は新年の誓いに究極の目標を掲げた。「野手である以上、エラーはしたくない」。失策数0。昨季の10も多くはないが、守備には人一倍のプライドがある。「投手もチームも助かる。少しでもゼロに近づきたい」と強い覚悟を口にする。

 言葉の裏に昨季の悔しさがある。シーズン序盤に両膝を故障。全日程終了後のMRI検査で「両膝の内側側副靭帯(じんたい)損傷」と「後十字靭帯損傷」が判明した。代役のいないポジション。全143試合に出場したが、攻守に不本意な1年だった。

 「届きそうな打球に届かず、何度も悔しい思いをした。捕れる球はいくつもあったと思う。投手の方にも申し訳なかったです」

 ケガさえなければ目標達成は不可能ではない。オフは焦る気持ちを必死に抑えて治療と積極的休養に専念した。年が明けてからは「例年より早い」と元日から始動。実家近くを中心に精力的に汗を流した。13日に再診する予定だが「今の動きに嫌な感じはない」と説明。順調な経過をたどる。

 唯一こだわるのが補殺数。13年は528、14年は535と2年連続でプロ野球記録を更新した。「1、2、3位を取りたい」。昨季の484もリーグ最多だが、補殺数上位3傑独占を狙う。自己記録更新で失策数0。「少しでも近づきたいです」と前を向いた。

 この日、米大リーグ・ドジャース入りが決まった前田が、ロサンゼルスで入団会見を行った。「僕らがフォローできるように、もっと頑張っていかないと」。昨季、前田が稼いだ15勝の穴は究極の守備で埋める。「僕の年齢と同じくらい優勝してない。何が何でも優勝したい」。25歳の菊池が、25年ぶりリーグ優勝を導く。復活へ。全快で全開だ。

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