江越レーザー連発で外野定位置獲る

 阪神・江越大賀外野手(22)が18日、来季の補殺数アップを誓った。今季は56試合に出場し、補殺数は1。一方、ファームでは46試合で6補殺をマークした。持ち味である遠投115メートルの強肩を1軍でも生かし、外野の定位置を自らの手中に収める決意を語った。

 スタメン定着には打撃と走塁のみならず、守備も鍛える必要がある。江越が感じたプロとアマとの一番の違いは飛んでくる打球の質だという。「アマと比べてプロはスピードもパワーも違う。もっと一歩目のスタートを早くしないといけない。大学生の感覚でやっていたら遅い」と振り返る。

 今季犯した失策は3。自身の課題を「(送球の)正確さがまだまだ足りなかった。ゲームになると必死になる分、気持ちと指先のズレがあった」と分析。原因は分かっているだけに、後は解消するだけだ。

 「今は打球を予測するようにしている。シートノックから試合をイメージするのが大事かなと思う。経験を無駄にしないようにする」。一年目で痛感した教訓や反省を糧にする構えだ。

 今季はわずか1補殺に終わっただけに「納得していないですね」と唇をかみしめる。一方で2軍では6補殺。しかも1軍よりも出場試合数が10試合少ない中で記録した。補殺数を増やすことは、課題の一つとなる。

 「(肩の強さは)自分の持ち味でもあるんで、1軍でも出せるようにやりたいなと思う」

 狙う場所はもっと高いところにある。来季の江越は守備も要注目だ。

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