藤浪 “由伸監督誕生”に「ラッキー」
阪神・藤浪晋太郎投手(21)が24日、鳴尾浜で秋季練習を行い、巨人・高橋監督の誕生を歓迎した。幼少時代にあこがれたスーパースターがライバルチームの指揮を執る。来季の対戦に胸を躍らせるどころか、むしろ喜んで受け入れた。
「いい場面で代打に出てくることはピッチャーとしては嫌なことなので。投手的な目線で見ると現役をやられないことはある意味ラッキーだと思います」
正直な感想だろう。今季の対戦成績は3打数1安打、通算でも6打数2安打。ベテランの経験、熟練の技術に苦戦してきた。同じく井端の現役引退のニュースも、藤浪にとっては追い風となりそうだ。今季16打数5安打、通算20打数6安打と打ち込まれ、今年のCSファーストSでも3打数3安打された。
「ベテラン2人ともいやらしい技があるというか、持った人だったので。やりやすいことではないですけど、ジャイアンツの戦力的には痛いと思います」と冷静に指摘した。
もう一つ、うれしい知らせが届いた。ドラフト4位指名を受けた望月(横浜創学館)は初の後輩投手になる。藤浪は「技術的なことじゃなくて、高校とは違う生活面とかを教えてあげたい。同じポジションの後輩ができることはすごくうれしいこと。よくしてあげたい」とサポートを約束した。
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