呉昇桓、CS登板「問題ない」回復順調

 右内転筋の張りのため9月26日に出場選手登録を抹消されていた阪神・呉昇桓投手(33)が3日、甲子園で行われた1軍練習に合流した。この日は、故障後初めてとなるキャッチボールを実施。見守った中西清起投手コーチ(53)は、チームがCSに進出した場合、登板が可能であるとの見通しを示した。

 絶対的守護神を欠いたままCS突入…。そんな最悪なシナリオは避けられそうだ。呉昇桓はブルペン投球はまだ再開しておらず、キャッチボールでも全力で投げることはなかった。それでも、CSファーストSまでは1週間ある。中西投手コーチは「大丈夫だよ。CSは」と、ゴーサインを出した。

 気になる患部の状態だが、呉昇桓は練習後に「だいぶ良くなってきている」と順調であることを明かした。ブルペン投球再開の時期は「それは体の状況を見ながら」と未定だが、「試合に関しては問題ないと思う」と頼もしい言葉を口にした。

 昨季のCSで、ファーストS、ファイナルSの全6試合に登板し、チームを9年ぶりの日本シリーズに導いたことは記憶に新しい。今季は外国人投手として史上最多タイの41セーブを挙げたが、自身の記録よりもチームの勝利を優先するタイプ。昨季逃した日本一の栄冠を手にするために腕を振る。

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