阪神・中村勝広ＧＭ（６６）が８日、県岐阜商・高橋がプロ志望届を提出したことを受け、改めて右腕の印象を口にした。ドラフト１位の最有力候補としており、高い評価は変わらない。

　「これから検討していくけど上位候補であることは間違いない。（岐阜大会前の左太もも裏の故障も）肩、肘じゃないのでそれほど不安視してない」

　阪神は、５月末から担当の熊野スカウトを密着マークさせてきた。夏の甲子園こそ出場できなかったものの、Ｕー１８ワールドカップ・日本代表での投球もチェック。「１５０キロを超えるまっすぐを投げるいい投手。下半身を鍛えればもっと伸びしろがある」。今後、指名戦略の話し合いを進め、最終決定を下す運びだ。