阪神・秋山拓巳投手（２４）が３１日、甲子園室内での投手指名練習に合流し、キャッチボールなどで汗を流した。６日の中日戦（ナゴヤドーム）での先発が濃厚で、中日とは今季３度目の対戦に。過去２戦は好投しながらも勝てていないため、「３度目の正直」を狙う。

　「お互い３度目になるんで、簡単にはいかない。しっかりと勝負できるように、この１週間を過ごしたい」

　この日は、先発して７回２失点だった３０日のウエスタン・広島戦の翌日ということで、軽めのメニューで調整した。中日との過去２度の対戦は、７月９日（甲子園）が６回２失点、８月１３日（京セラ）が７回１失点だった。優勝争いを繰り広げる中で勝てれば、チームにとっても価値あるものとなる。

　「結果を出せばアピールにもなる。まずは次の登板でしっかりパフォーマンスを出せるようにこれからやっていきたい」と秋山。巡ってきたチャンスで、１２年から遠ざかっている白星をつかみ取る。