阪神ローテ再編 3連続左腕でヤ斬り

 阪神は26日、DeNA戦が中止となったことを受けてローテを再編。30日からのヤクルト戦(神宮)に岩田、岩貞、能見と、今季初めて3連戦を左腕3人で挑む可能性があることが分かった。ヤクルトの対左投手の打率が低く、「左腕ローテ」にも支障はない。

 4連勝と勢いがある中での降雨中止も、後ろ向きにとらえない。この日先発予定だったメッセンジャーをスライドさせ、27日に先発予定だった岩貞が7月1日のヤクルト戦に回る予定に。そのため、来週のヤクルト3連戦には、左腕3人の先発が可能となる。

 中西投手コーチは降雨中止を受けて「それ(左腕3人を並べられる形)はたまたま。(可能性は)全然ある」と話した。ヤクルトは今季、対右投手には1579打数423安打で打率・268だが、対左投手には681打数153安打で、打率・225。数字を見れば、左腕3人の投入も不思議ではない。

 また、中西コーチは「逆にこっち(DeNA)は(左にも)強いから」と付け加えた。実際にDeNAの対左投手の対戦打率は・264で、右投手には・265とほぼ同じ。DeNAにはメッセンジャーと藤浪の右腕2人で挑み、そして左腕3人につないで首位固めを狙う形だ。

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