藤浪“タカ狩り”で日本シリーズ雪辱や

 10日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発する阪神・藤浪晋太郎投手(21)が8日、昨年の日本シリーズのリベンジに意欲を示した。1勝4敗で敗退した14年頂上決戦。藤浪は1勝1敗のタイで迎えた第3戦に先発したが、5回2/3、7安打3失点で敗れた。今回は交流戦とはいえ、悔しさを晴らす格好の舞台だ。

 「日本シリーズもありましたけど、相手打線の調子がいいので、しっかり自分の仕事ができるように集中したいと思います。交流戦は順位が動きやすいので勝っておきたい」

 警戒するのは3割バッターがズラリと並ぶソフトバンク打線だ。今季からホームランテラスが新設されたこともあり、「ランナーをためての一発に気をつけたい。ソロなら仕方ないぐらいの気持ちです。低めにコントロールしたいです」と投球テーマを掲げた。

 夢対決にも、期待が高まる。この日中止となった日本ハム戦の代替日は16日が濃厚。先発は岩田が有力だが、関係者は「間隔の空くピッチャーもおるし、準備の意味もある」と藤浪をブルペン待機させる可能性を示唆。そうなれば、打者大谷と2年ぶりの対決が実現する。

 5月は32回連続無失点をマークし、覚醒を予感させた。ソフトバンクへのリベンジ、大谷との対決と、3年目の交流戦も藤浪の話題は尽きない。

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