ゴメス「WHY?」審判と一触即発に

 「オープン戦、阪神2-2オリックス」(21日、京セラ)

 ストレスがたまっていたのだろうか。阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が、審判と一触即発の事態となった。

 問題のシーンは九回。初球の外角変化球を見逃してストライクになった後、2ボール2ストライクから中飛に倒れた。ベンチに戻ろうとしたゴメスは嶋田球審の視線を感じ、「WHY?」と軽く両手を上げた。嶋田球審が歩み寄ると、助っ人は左の人さし指と中指で自身の目を指すポーズを取った。

 嶋田球審がさらに詰め寄り、ベンチ前でマートンや平田ヘッドら首脳陣が慌てて制止する事態に発展。ゴメスは“何もしていない”と言わんばかりに両手を広げた。「向こうが見ているので、何かなと思っていたら急にあんなふうになった」とゴメス。嶋田球審は「ストライクの判定に不満だったんじゃないでしょうか」と語った。

 この日も4打数無安打で、これで10打席連続無安打のゴメス。和田監督は「多少、ナーバスになっているかもしれない」と心配顔だった。

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