新助っ投サンティアゴ「死ぬ気」初練習
阪神の新外国人、マリオ・サンティアゴ投手(30)が17日、鳴尾浜で2軍残留組に合流し、初練習した。
右翼から左翼へ。ポール間を汗びっしょりになって走る姿は普通の外国人とは少し違って見えた。関係者は「彼は死ぬ気で来てますから」と必死の訳を説明した。
アップ、キャッチボールだけでなく、ノック、強化練習もすべて2軍選手と一緒に行った。キャッチボールではスタッフを相手に投球練習さながらの剛球を披露。続けて縦、横に変化する2種類のカーブ、薬指と中指を立てて投げる“ツーシームチェンジアップ”など持ち球を一通り2球ずつ投げて確かめた。
初日を終えて「若干、足が疲れた。一生懸命やるために日本に来た。チームの一部分と思っている」。1週間以内にブルペン入りの予定。2度ほどこなせば試合登板の運びとなる。
マイナーの誘いを断って、日本行きを決めた。文字通り必死にチャンスをつかみに行く。
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