ゴメス2年目は広角打法!悪癖治す

 「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が12日、宜野座ドームでフリー打撃を行い、来日2年目となる今シーズンは外角に意識を置いた上での広角打法に取り組む考えを明かした。

 昨季は「来たボールを強く打ち返す」とシンプルな考え方で打席に入っていたが、今年は「外角に意識を置いた上でインコースの球に対応する」と宣言。実際にフリー打撃ではコースに逆らわず強い打球を飛ばし、オマリー打撃コーチ補佐と左肩の開きをチェック。広角打法が特徴のマートンにもアドバイスを求めた。

 昨季、166三振は広島・エルドレッドに次ぐリーグワースト2位。加えてゴメスのヒットは8割以上が中堅から左方向だった。外角の変化球を強引に引っ張ろうとして三振するのはゴメスの悪癖。外角に意識を置き、広角に打球を飛ばせれば、その悪癖を改善できる可能性は高い。

 狭い東京ドームや横浜スタジアムなどでは右方向に流してもスタンドに放り込むだけのパワーを持っている。「カウントによって意識を変えることはない。ボールを見て対応する」と力を込めたゴメス。今クール中にも屋外フリー打撃を行い、第4クールから全体練習に合流できる見通しだ。初実戦は3月にずれ込むが、虎の4番は沖縄で新たなスタイルを固めていく。

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