二塁争い“指定強化選手”に高代ノック

 阪神の高代延博作戦兼内野守備走塁コーチ(60)が15日、今春の沖縄・宜野座キャンプでも早出特守を行い、二塁を争う西岡、上本らを鍛え上げる方針を明かした。近日中に開催されるスタッフ会議で高代コーチ自ら首脳陣に打診し、昨年は三塁転向直後の今成が急成長した“高代塾”を開講する。

 今年の強化ポイントは二塁。高代コーチは「選手を使うのは監督なので、まずは上本、西岡らをしっかり鍛えて、守れるように準備をさせたい」と話した。

 上本は昨季、両リーグワーストの17失策。西岡も昨年3月30日の巨人戦での守備中に、福留と激突して負傷して以降、二塁を守っていない。宜野座キャンプに初参加となる見込みの北條も合わせて3人が“指定強化選手”となるようだ。

 高代コーチは「鉄壁の守備陣をつくりたい」と意気込む。今年は選手の状態が整っていれば、第2クール初日から行った昨年よりも前倒し、キャンプ2日目から行う計画もある。昨年は最終日まで行われており、今年は初日以外の全練習日で早出特守が行われるかもしれない。

 遊撃・鳥谷、中堅・大和は安定した守備を誇る。高代コーチは盤石のセンターラインをつくり上げるため、宜野座にノックの雨を降らせる。

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