阪神守り勝った 和田監督150勝達成
「阪神1-0巨人」(11日、甲子園)
降りかかる試練を、守りの野球で乗り越えた。「甲子園で3つ負けるわけにはいかないので。出ている選手も、ベンチも、いい緊張感を持って最後までやれた」。満員の聖地で勝利という使命を果たした。監督通算150勝を挙げた阪神・和田監督の表情に、安どの色が見えた。
負ければ、99年以来となる甲子園での巨人3連戦3連敗という屈辱。そして試合前にはセットアッパー・福原が右内転筋の張りで抹消。マートンが体調不良で欠場と、多くの難題が降りかかった。
それでも、僅少差の試合が予想される中で「点を取りにいくよりも、マートンがいなかったので守備を固めた布陣になった」と中堅・柴田、左翼・田上を配す守備重視のオーダーで臨み、1点差勝利をもぎ取った。
指揮官も「しっかり守り切った結果が、今日の勝ちにつながった」と納得の表情。開幕戦で苦杯をなめた菅野に黒星をつけ「2つ負けて後半戦を迎えると、苦手意識も出てくる。そういう意味では大きな1勝」と話す。
9連戦を3勝6敗で終えたが、13日からの首位・広島との2連戦へ弾みもついた。「9連戦は紙一重で惜しい試合を落としたが、仕切り直してしっかり戦いたい」。目指す頂点へ楽な道などない。障壁を越えてこそ、強固な猛虎軍団はつくられる。
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