北條「グラウンドには金が落ちている」

 阪神・北條史也内野手(19)が25日、鳴尾浜の秋季練習に参加。20代の若手を対象とした監督選出の「フレッシュ大賞」を、来年狙う意気込みを示した。

 23日のファン感謝デーでは藤浪が初めて単独受賞。賞金1000万円の大金を手にした。同じルーキーの北條も負けてられない。

 「同級生なので。それを目指して頑張りたいです。グラウンドにお金が落ちていると言いますからね」

 グラウンドにはゼニが落ちている‐。元南海の監督・鶴岡一人氏が残した名言だ。「きつくなったときはそれを思い出したい。結果を出すために頑張らないといけない」と目をぎらつかせた。結果を残せば報われるプロの世界。今季は壁にぶつかり、決して順風満帆な1年ではなかった。名将の言葉を胸に刻み、厳しい練習に励む。

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