榎田、雪辱ならず…四球から崩れKO

 「阪神6‐9巨人」(8日、甲子園)

 雪辱を期したマウンドは、あまりに苦かった。先発した阪神・榎田が5回0/3で4失点。敵地に屈した8月28日以来の登板は、悔やみきれない結果に終わった。

 三回まで完璧だった。「前回の反省を生かせた部分もあった」。チェンジアップやシュートを効果的に使い、巨人打線を抑え込んだ。

 一変したのは六回だ。先頭の菅野に2ストライクから、まさかの4連続ボール。「あの四球がすべて」。これが、悲劇の引き金となった。

 続く長野、松本哲に連続二塁打を浴びて逆転されると、阿部に四球。「大事にいきすぎた結果が…」。この回、1死も取れず降板した。

 負の流れに2番手・松田ものみ込まれた。結局、今季ワーストの1イニング9失点。「あそこがなかったら」。2カ月ぶりの勝利に手が届かず、最後まで1つの四球を悔いた。

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