ドラ2北條カチコチの初日…空振りも

 「阪神2軍キャンプ」(1日、安芸)

 ドラフト2位・北條史也内野手(18)=光星学院=が、緊張でカチコチのキャンプ初日を過ごした。練習の随所で戸惑う様子を見せ、初のフリー打撃は64スイングで柵越えはゼロ。フェンス直撃の1本を含む安打性の当たり11本。ファウルが多く、空振りも喫した。「フルスイングしたけど、力んでしまった。緊張です」と頭をかいた。

 甲子園を沸かせた大型新人も勝手が違った。シートノックの中継プレーでは、カットマンに「OKです」と声をかけ、筒井2軍内野守備走塁コーチから「グラウンドでは『です』は要らんよ!」と指摘されるなど、初々しさをのぞかせた。

 もっとも、首脳陣の期待の高さは変わらない。フリー打撃の打撃投手は、清原と歳内。いきなり生きたプロのボールが相手だった。平田2軍監督が「慣れてくれば、持ち味が出てくる」と話せば、河村2軍打撃コーチも「一番振れていたよ。楽しみ」と期待した。

 初日は首脳陣の配慮から一部別メニューだった。「楽をさせてもらって大丈夫な部分がある。明日からしっかり自分のスイングをしていきたい」と北條。すぐに本来の姿を披露してみせる。

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