川澄メンバー入りに向け生き残り誓う
リオデジャネイロ五輪を目指すサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は19日、沖縄県石垣市内で候補合宿2日目を行った。
MF川澄奈穂美(30)=INAC神戸=が合宿での生き残りを誓った。「今はとにかく予選に向けてメンバー入りが第一目標。そこをクリアしないと始まらない」と、サバイバルに臨む。
自身初の代表でのシーズンイン。年末年始に休めた体を戻すことや戦う体をつくることも合宿での重要な要素だが、リオ五輪へ向けたメンバー選考の場でもある。「しっかりと(状態を)上げていくのもあるけど、準備をしてきたものを出したい」と力を込める。
アピールポイントはズバリ、全てだ。「攻撃的な選手なので、得点に絡むところは積極的にやっていきたい。でも、走ることも、奪うこともやりたいと思う」。走攻守3拍子がそろった川澄を見せるべく、沖縄の地で爪を研ぐ。