清武の代役司令塔は高萩 トップ下先発へ

 「サッカー男子・東アジアE-1選手権、日本-北朝鮮」(9日、味の素スタジアム)

 東アジアE-1選手権(9日開幕)に臨むサッカー日本代表は7日、都内で冒頭15分間をのぞく非公開練習を行い調整した。

 MF高萩が司令塔の座を託される。非公開で行われた戦術練習で主力組のトップ下に入ったとみられ、脳振とうで離脱したMF清武に代わり、初戦での先発出場の可能性が高まった。

 ボランチもこなせる大型MFだが「後ろより2列目ぐらいの方がやりやすい」と話すようにトップ下が本来のポジション。所属するFC東京でも終盤にはシャドーの一角でプレーに輝きを放った。

 出場すれば13年7月の東アジア杯以来でハリル体制では初となる。「守備のところでボールを奪いに行き、そこから前に出て行ければ」とハリル流のイメージを描いた。

 4年前の同大会では主力として日本の初優勝をけん引した。「やるからには優勝したい」と力を込めた。オーストラリア、韓国を渡り歩き、たくましさを増した司令塔が日本の前線を操る。

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