広島、森崎弟が現役引退を発表「悔いなし」

 J1広島のMF森崎浩司(35)が20日、今季限りで現役を引退することを発表した。29日の福岡戦(Eスタ)終了後にセレモニーが行われる。

 19日の練習でイレブンに今季限りの引退を伝えていた。広島市出身で広島ユースを経て2000年に広島に入団。17年にわたって双子のMF兄・和幸とともに広島一筋で活躍。3度のリーグ優勝にも貢献した。近年は故障に苦しみ今季は6試合の出場にとどまっていた。

 クラブを通じて「今は一言では言い表せない気持ちですが、まずはこれまで関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。現役を引退することは僕自身、寂しいですが、今まで精いっぱい頑張ってこられたので悔いなく引退することができると思います。プロ入りしてから17年間、ユース時代を含めると20年間、サンフレッチェ広島でプレーしてきました。長い間支えてくださり、本当にありがとうございました。正直、今はあまり言葉が出てこないので、アビスパ福岡戦後のセレモニーで皆さまへしっかりと感謝の気持ちを伝えたいと思います」とコメントを寄せた。

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