「W杯アジア最終予選、タイ-日本」(6日、バンコク)
サッカー日本代表は3日、W杯アジア最終予選B組第2戦のタイ戦に向けてバンコク市内で約1時間、初練習を行った。1日の初戦でアラブ首長国連邦(UAE)に敗れたが、FW本田圭佑(30)=ACミラン=は「残りは全部勝つつもりでやる。終わってみれば、たかが1敗だったと思えるように」と強気な発言。自身も出場8試合連続のW杯予選弾で、チームを勝利に導く。
窮地に追い込まれた状況だからこそ、燃えるものがある。本田の頭の中には、既に勝利のイメージが入っていた。「タイの映像は少し見た。相手を崩す、ボールを奪うなど、攻守において2~3個のイメージはある」と勝利へのイメージを描いた。
もう負けるつもりはない。現行の32チーム出場となった98年W杯アジア最終予選以降、初戦黒星のチームは本大会に出場した例がないものの「危機感はあるが、僕らは前に進まないといけない。(確率が)0%だから大会を棄権します、というわけにはいかない。残り9試合あって、やるからには負けたくない。全部勝つつもりでやる」と言い切った。
UAE戦後にはチームの勝負弱さを指摘。精神面での強さを求める発言もあった。「すぐには変わらないけど、気持ちが変わらないと何も変わらない。そのきっかけを与えられれば。これ以上(勝負弱さを)見せるわけにはいかない」。最大6万人超を収容するスタジアム。チケットは1時間で完売するなど完全アウェーが予想されるが、強さを見せつける。
W杯予選では7戦連発中。8戦連発で勝利に導くビジョンは見えている。「終わってみれば、(UAE戦は)そんなに苦しんでなかった、たかが1敗だったと思えるように」。死に物狂いで勝利をつかみ取る。