総シュート23本も全部止められ0点

 「ロシアW杯アジア2次予選、日本0-0シンガポール」(16日、埼玉)

 サッカーのW杯ロシア大会アジア2次予選E組の日本は16日、埼玉スタジアムでシンガポールと対戦した。世界ランク52位の日本は同154位の格下相手にシュート23本を浴びせながら無得点。FW本田圭佑(29)=ACミラン、FW岡崎慎司(29)=マインツ=ら攻撃陣が懸命にゴールを狙ったが、すべて空砲に終わった。

 たった1点がこれほどまで遠いのか。試合開始15秒で放たれたFW宇佐美貴史(23)=G大阪=のシュートを皮切りに計23本を浴びせた。ボール支配率は65・7%、残り15分間は74・2%にまで達した。前線に1人を残し10人で守備を固めるシンガポールを敵陣にくぎ付けにしながらも、ついにネットを揺らすことはできなかった。

 「言い訳をするつもりはない。こっちは悪かったが向こうは良かった。祝福したい」とFW本田は潔かった。後半だけで6本、両チーム最多7本のシュートを放った。後半28分にはゴール正面からのFKがクロスバーを叩き思わず天を仰いた。

 誰よりも悔しさをあらわにしたのはFW岡崎だった。「戦い方じゃない。決めるか決めないかのところで、ただ決められなかっただけ」。FW釜本、三浦知に並ぶ4戦連発の期待もかかったが、後半10分のヘッドも相手GKの好セーブに阻まれた。引いてくる相手に攻めあぐね「こういう試合を何回もしてきている。またかという思いが正直ある」と吐き捨てた。後半16分に途中交代を命じられたMF香川も「決め切れなかったことが原因」と消え入りそうな声でうつむくしかなかった。

 「予選の難しさを再確認できた。これが実力なんで悲観する必要はない。予選を通して評価してもらえれば」と本田は余裕すら漂わせた。確かに悲嘆に暮れる内容ではなかった。ただ、シンガポールが見せたひたむきさがあれば、結果は違っていたかもしれない。

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