G大阪9年ぶりV!史上最大の逆転優勝

 「J1、徳島0-0G大阪」(6日、ポカリ)

 G大阪、9年ぶり2度目のV-。G大阪は敵地で徳島と対戦し、0-0で引き分けた。優勝の可能性があった2位浦和が名古屋に1-2で、3位鹿島が鳥栖に0-1で敗れたため、05年以来9年ぶり2度目の優勝が決まった。勝ち点14差からの逆転優勝は史上初で、J1復帰1年目での優勝は11年の柏以来2チーム目。00年度の鹿島以来史上2チーム目となる3冠に王手をかけ、13日の天皇杯決勝(味スタ)でJ2山形と対戦する。

 吉報を聞いた宇佐美の目には、光るものが浮かんだ。寒空の下、祈る思いで過ごす数分間を経て、思わず拳を突き上げていた。

 その瞬間は、自らのゴールで試合を決めた後、ピッチで迎えたいと願っていた。しかし、まさかのスコアレスドロー。「いや、泣いてないですよ。勝って終わりたかったのが素直な気持ちです。最後にこんなヤマが来るとは。ホンマに優勝したんかな?って」。表情は晴れやかだった。

 幼少期からG大阪のサポーターで、ジュニアユースから憧れのユニホームに袖を通した。9年前の優勝は、ちょうどそのころ。“G大阪”を背負う初めての冬だった。初優勝を遠征バスの中で知り、仲間とともに喜びに浸った。愛するクラブを、育ててもらったクラブを日本一にしたい。その思いは誰よりも強かった。

 11年から2年間のドイツでの武者修行中も、チームのことは常にチェック。J2に降格が決まったときも「すぐに昇格させる」という仲間の声を信じた。自身もチームに戻り、昇格に貢献。J1の舞台で恩返しを誓っていたが、波瀾(はらん)万丈のシーズンとなった。

 2月にけがで離脱。開幕には間に合わず、チームの結果もついてこなかった。4月末の初先発で得点。自らの復調とともに、チームも調子を上げた。ゴールから遠ざかる苦しい時期も経験したが、ほかの選手が結果を残してくれた。「理想とはかけ離れている。まだ50、いや40%くらいの貢献度。だけど、それでも優勝できたのはうれしい」。優勝のシャーレを受け取って、やっと優勝の実感が湧いてきた。

 「最後(のタイトルも)取って、気持ちよく終わりたい」。今度こそ、歓喜の輪の中心には自分がいると信じて。ガンバの至宝と呼ばれる男の恩返しは、まだ終わらない。

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