西日本新人王、ジラフ麒麟神田がA級ボクサー昇格 キリン柄のトランクス欲しい

 「ボクシング・ウエルター級6回戦」(18日、神戸芸術センター)

 ウエルター級で昨年の西日本新人王・ジラフ麒麟神田(29)=千里馬神戸=が、相川翔太(HKスポーツ)を1回2分52秒KOで沈め、8カ月ぶり再起戦を鮮やかに飾った。6回戦で2勝し、A級ボクサーへと昇格した。

 187センチの長身と191センチの長いリーチから、ジムでの愛称が「キリン」。昨年本名の神田亮からリングネームを変更した。キリン顔のTシャツ、黄色の網目模様に「キリン」と入ったトランクス。愛らしい草食動物が、四角い“ジャングル”に戻って来た。

 左手を前に出しながら、相手の動きを止め、右の強打を見舞うのが必勝スタイル。この日の相手はスイッチするタイプだったが、構えが入れ替わる瞬間を狙って右をたたき込み、一発で仕留めた。

 「トレーナーの指示に従っただけ。相手がスイッチしてくれたからか、右がたまたまアゴに…」。どう猛な姿から打って変わって、リングを下りれば、草食系。「戻ってきて良かった」と、試合のできる喜びをかみしめた。

 プロ2戦目で右手親指の付け根を骨折。完治しないまま、続けたことで、「拳が変な形に」悪化。昨年は新人王戦線を戦い抜いたが、右を打つ度に激痛。5月に手術を行った。

 診断は全治3カ月だったが、いつまでも引かない痛み。気持ちも折れ、引退へと傾いた。ジムに意思を伝えると「1回、続けろ。勝てばA級だし、日本ランカーとも試合を組むから」と慰留された。

 本来なら、まだまだリハビリ予定だったが、痛みは引き、ジムが試合を組んでくれた。「思い切り右で殴っても痛くない。それが気持ちよかった。現役を続けて本当に良かった。ジムの方々には感謝しかない」と“首を長~く”して待ち続けた日々を振り返った。

 A級ボクサーとして来年はランカークラスに挑む。「A級でトランクスはどうしようかと悩んでいます。いいキリン柄の生地があればいいんですが」と、網目模様もグレードアップする予定だ。

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